2012年を振り返る(サッカー編その2・PH杯(5月))

同じ市内の強豪チームPHが主催する招待大会。プーは4月にチームに加入して1カ月ちょっとしか経っていないのに初めての大会に出場。このときは基本的には6人制の大会だったのだが、他校の運動会の兼ね合いもあってか、プーのチームの参加者は7人。ということでずぶの素人にもかかわらず、けっこう試合に出させてもらった。

第1試合 vsPH ○4−1(GKフル出場)

いきなりの主催チームとの対戦。プーはこの当時ゴールキーパーが大好きで、この日もGKに立候補。もう一人の希望者と調整の結果この試合にはプーがGKで出場することになった。
我がチームのエース・ST君の活躍もあり早々に4点を挙げ、プーも1失点とまずまず無難に抑えて見事に勝利。

第2試合 vsRCSC ○3−1(FPフル出場、1得点)

第2試合はフィールドプレイヤーとして出場。この試合も終始我がチームが圧し気味に展開し、その勢いでプーもゴール前のごちゃごちゃした状態から見事に1ゴールを決め、チームも3−1で勝利。

第3試合 vsKDSC ○1−0(GKフル出場)

GKで出場。前の2試合と違ってなかなか点が取れず苦戦したが、ST君の虎の子の1ゴールを守り切って辛勝。これで予選リーグ3戦全勝となり、ブロック1位で決勝トーナメント進出。

準々決勝 vsONFC ○7−0(GKフル出場)

本当は別の子がGKに入る予定だったが、ちょっと気分が乗らなかったようで急遽プーがマウスを守ることに。この試合は我がチームの攻撃力が爆発。ST君のハットトリックを含めた大量7得点で圧勝し、GKのプーはほとんど守備機会もなし。

準決勝 vsLG ○2−1(GKフル出場)

相手も別のブロックを1位で勝ち上がってきたチームで、この試合は大接戦。終了直前まで1−1と均衡が続き、「このままいくとPK戦か?」と、GKの親としては極めて心臓に悪い展開となるが、ロスタイムにチーム一のテクニシャン・RK君のシュートが華麗にネットを揺らし、かろうじて決勝進出。

決勝 vsPH ●3−3(PK1−2)(GKフル出場)

決勝の相手は奇しくも第1試合で破ったPH。ブロック2位通過ながらトーナメントの別の山から勝ち上がり決勝で再び相まみえることとなった。ここまでの堅守?を買われてプーがGKで出場するが、さすがに相手も強く3失点。人数が少ない中で5試合戦い抜いてきたこともあり我がチームの主力もさすがに疲れの色が見えるが、それでもST君やキャプテンKI君の活躍でなんとか3点をもぎ取り、そのままPK戦に。PKなんて練習したこともないのにプーにGKが務まるか....と焦ったが、PK戦ではキャプテンのKI君がGKを務めることに。しかしPHが2人連続で決めたのに対し、我がチームは2人目・3人目と外して惜しくも敗戦。

ということで初参加した大会で準優勝という立派な成績で銀メダルをいただく。GKなんてロクにやったこともないだろうに、よく頑張ったもんだ。決勝戦前にはどこからともなく「優勝したら焼肉パーティ」などという声が上がり、親たちもどこの店にしようかなどと話をしていたのだが、決勝で惜敗して泣き出す子も多く祝勝会の話はお流れに。しかしそんな中でプーは泣きもせず悔しがるそぶりも見せず。本当に悔しくないのか、それとも感情のコントロールの術に長けているのか....。