STK杯

今年一発目のサッカー大会はSTK争奪ミニサッカー大会。市内のほぼ全チームが参加する、年間でいちばん大きい大会だ。ちなみに1年生は全35チームが参加。
予選リーグは3〜4チームずつに分かれ、2試合して勝ち点の大きいチームが決勝トーナメント進出。3チームのブロックは事実上2連勝が条件となる。
ひとつのクラブから1チームのみのエントリー、しかも5人制で前後半なしの1試合8分という条件に対し、プーのチームは14人が参加。ということで基本的にはどっちか1試合出られれば御の字ということになる。

第1試合 vsKFC ○2−0(GKフル出場)

負ければ決勝トーナメント進出が絶望的となる第1試合、プーは久々にGKを任されスタメン出場。相手はKFCで、地理的に遠いのであまりよく知らないが、区大会で3位に入ったこともあるチームらしい。
メンバーはプーのほかにキャプテンKI君、テクニシャンRK君など、日ごろ同じ小学校で活動しているメンバーが中心。第2試合に向けてエースST君、駿足RS君らを温存した布陣のようだ。
今回はアリーナでの開催とあって我々親は2階のスタンドから観戦。プーのチームはあまり室内での大会にエントリーしていないので、慣れないのか足元がおぼつかず、なかなかシュートチャンスがない。しかし相手も攻めあぐねているようで、プーも2〜3本のシュートを無難に捌く程度という膠着状態が続く。この状態はGKの親としては実に心臓に悪いので(笑)、早く誰か点取ってくれ〜と思っていると、中盤過ぎにRK君が右サイドをドリブルで駆け上がり、角度のないところからゴール左隅に芸術的なゴールを決めて1−0。その後終盤近くにRK君と交代したエースST君が貫禄の1ゴールを決め、2−0で見事勝利。

第2試合 vsCSDFC ●0−2(不出場)

ここも対戦したことはないが、ホームページによるとここのところ勝ちまくっている強いチームらしい。特に女の子が一人メンバーにいるが、この子もけっこうゴールを決めているようだ。なでしこジャパンの未来は明るいか?
そんな予備知識を持ちながらこのチームとKSCの試合をスタンドから観戦していると、試合時間が半分過ぎるくらいまでにあっという間に5点をもぎ取り、あとは主力を引っ込めてそのまま逃げ切るという横綱相撲。女の子と、もう一人ポイントゲッターの男の子が要注意のようだ。
得失点差で上回られてしまったので引き分けでは駄目で、勝つしかない。ということでプーには「○○番の男の子と○○番の女の子が要注意だ。マークしろ」と指示を出すが、残念ながら第1試合にフル出場したのでこの試合はベンチスタート(笑)。スタメンはエースST君をはじめ、日ごろ別の小学校で活動している子たちが中心。そしてGKに駿足RS君を据える。このRS君は足が速いだけでなく反射神経も良いので、このところ練習でも好セーブを連発しており、現時点でチームの正GKをプーと争っているといってもいい立場にある(もっとも当事者2人はいずれも「争う」という意識はないようだが....)。
試合開始。やはり相手チームは動きが良く、基本的に我がチームのエリアにボールがある展開が続く。しかしRS君も持ち前の反射神経でよく防ぎ、しばらくは0−0で持ちこたえるが、キーパースローがハーフウェーラインを越えてFKを取られるなどの不運もあり、そしてついに左45度からのシュートがちょうど味方ディフェンダーで死角となってしまい、棒立ちのまま失点を許す。
反撃を期して第1試合にゴールを決めたRK君を投入するが、なかなか状況は好転せず、その後も好セーブを連発していたRS君もついに速いグラウンダーのシュートを止め切れず2失点目。そのままタイムアップとなり、プーは出番がないまま敗戦。


ということで1勝1敗で決勝トーナメントには進めず。第2試合はGK云々というよりチームとしての力負けで、おそらくプーがGKに入っていたとしても防ぎきれなかっただろう。なにせ当方のシュートが枠内に飛んだのは2〜3本という体たらくだったのだから.....。
ちなみに優勝したのは昨年11月にCSM大会で対戦したOGFC。あのとき抜群にうまかった子がますます磨きがかかっており、ハーフウェイラインから平気でシュートを放っていた。しかもそれが2回に1回くらい決まってしまうのだから始末が悪い。そして昨年11月の記事で「女の子」と書いたのだが、もしかしたら髪の長い男の子のような気もする。今後も注目していきたい(何に?)。