プレーオフ終戦

今日は野球の話。プーすまん。
プレーオフ終わりましたね。まずはマリーンズ関係者及びファンの皆さん、優勝おめでとうございます。自分もホークスファンとして26年ぶりの優勝に狂喜しただけに、ファンの皆さんの喜びのほどがわかる気がします(さすがに関係者の皆さんの喜びはわからんけど)。
....しかし、去年に続いて今年もレギュラーシーズンで4.5ゲームつけながら2勝3敗で優勝を逃すというのは、一ファンとしてさえ全くやりきれない思いだ。まして選手の方々はじめ関係者の皆さんの思いたるや。
試合終了後のベンチで的場捕手が号泣していたのには自分ももらい泣きしてしまった。私も以前にブログで無責任なことを書いてしまったが、「日本一キャッチャー・城島の代役」としての的場のプレッシャーは想像を絶するものがあっただろう。でも的場は十分にその責を果たしたと思う。もっと胸を張っていいんじゃないだろうか。城島不在のプレーオフで5試合全てにスタメンマスクをかぶったのは首脳陣の信頼の証だし、どの試合もヒットこそけっこう打たれたものの大量失点につなげることはなかった。この負けは的場の責任ではない。
かといって打線が討てなかったせいかというとそんなこともなく、松中にしてもたまたま4戦目までヒットが出なかったけれど、だからといって松中のせいで負けたなんてことは決してない。結局めぐりあわせで、たまたま9イニング終わってマリーンズのほうが点数が多かった試合が3つあったというだけなんだろう。
極端なことをいえば、プレーオフに敗因なんてものは無いと思う。だいたい日本のプロ野球ってのは長いペナントレースを戦ってだいたい勝率6割から4割くらいの間にたいがいのチームが落ち着くわけで、どんな強いチームだって5試合の間に3回まけることくらいだってある。
そんな均衡したチーム力の中で、長い目で見て少しずつ勝ちの数が多いチームが徐々に抜け出して最後には優勝を決めるというのがペナントレースなんじゃないだろうか。136試合戦った末につけた4.5ゲーム差が、プレーオフ第2ステージではあっさりチャラにされたわけでから、じゃあ何のためのペナントレースだっていう話だ。
もちろんプレーオフをやることによる盛り上がり、さらにはそのことによる動員増・収入増・注目度アップによるプロ野球全体の活性化というプラスの側面があるということで導入したんだろうけど、今回のプレーオフ、いったい何試合地上波で放送されたんだ?
ということで個人的にはプレーオフ制度には大反対。いや、負けたから言っているんじゃなくて....。やるならば「レギュラーシーズンのゲーム差を持ち越して5試合限定で実施。逆転の可能性がなくなったら即終了」くらいでいいんじゃないだろうか。5ゲーム以上ついたらプレーオフなし。これならレギュラーシーズンの消化試合も減ると思うし。
まあ、レギュラーシーズンで負け越したチームが日本シリーズに出るという事態が避けられただけでも、よしとしないといけないんだろうけど。
まあなんだかんだいって、今シーズンもホークスには楽しませてもらいました。選手はじめ関係者の皆さん、本当にありがとうございました。来シーズンはプレーオフ廃止論が出るくらいぶっちぎりで優勝してくださいね。来年も応援します!