ナイスセーブ

阪神の久保田投手が娘がベビーカーから落ちそうになったのをかばって骨折したとか。具体的な状況は知らないので、「自分が骨折せずに娘も怪我しない」という方法があったならそれが理想だったとは思うけど、どうしても二者択一を迫られたときに娘の安全を優先したというのはそれは立派だと思う。
「家族よりも仕事を優先する」っていうのは時と場合によっては必要かもしれないけど、生後5ヶ月の赤ちゃんっていうのは自分では自分の身すら守れない弱い存在なんだから、まわりの大人は何を犠牲にしても守ってやらないといけないわけで、それに優先することなんて何一つないんじゃないだろうか。少なくとも私はこの行為*1によって久保田投手への好感度が高まった。
しかし同僚のウィリアムズのコメントがまたよかった。「彼は立派なセーブを挙げたよ。娘の命を救ったんだから」ウィリアムズには日本シリーズでずいぶん抑えられたのであまりいい印象がなかったが(笑)、この一言で評価急上昇だ。

*1:勝手に階段から転げ落ちた骨折したヤクルトの元エースとか、KOされて壁を殴って骨折したホークスのブルガリアとは全然意味合いが違う。