KASHIWAマイ・ラブ

相変わらず友達が少ない自分に今年は一通だけ暑中見舞の葉書が届いた。差出人は私の母校の落語研究会の現役生。9月9日に行われる文化祭口演会の案内だ。そして昨日はご丁寧なメールもいただいた。
卒業以来かなり長い間、文化祭だけは欠かさず見に行っていたんだが、一昨年・昨年と都合が合わずに見に行けなかった。今年も残念ながら都合がつかない。結局いまの3年生たちの高座を見る機会はないままのようだ。
そういえば柏の街にもずいぶん行っていない。高校時代は3年間毎日のように通い、卒業後もなんだかんだと遊びに繰り出していたものだが、親元を離れてからは距離の壁もあり、昔の仲間も忙しくなったり柏からいなくなったりしてすっかり疎遠になってしまった。
プーがもう少し大きくなったら文化祭にでも連れて行って、懐かしい母校の雰囲気を味あわせてやりたいものだ。いや、もちろん私がいた頃とはいろいろなことが変わってしまっているのだろうけれども。それでも私が26代部長を務めた落語研究会はいまや40代を超え、活発に活動していると伝え聞いている。伝統という言葉を安易に使っていいのかわからないが、とにかく偉大なる諸先輩方から自分たちの世代が受け継いだ歴史を、それから15年以上にわたって紡いでくれた後輩たちには本当に感謝している。
9月9日、自分は見に行けないけれども、口演会の成功を、そして引退となる3年生には悔いの残らない高座になるように、遠い空からエールを送ろうと思う。頑張れ後輩たち!*1

*1:といっても、現役の子たちがこの文章を読んでいるとは思えないが....。