僕は風に向かって立つライオンでありたい

気がつけば半年以上放置していた。この間にプーが保育所を卒園し、小学校に入学し、ヤマハを辞め、サッカーを始め....といろいろあったのだが、どうもブログを書く時間が取れずに放置してしまった。プーの成長記録として最も重要な時期の一つが空欄になってしまったのは非常に悔やまれるところだ。
それはともかく33歳の誕生日にブログを始めてから早いものでまる7年。いよいよ自分も不惑と呼ばれる歳になった。おおざっぱに来し方を振り返ってみると、一桁年齢の頃は親の言われるとおりに過ごし、十代のころは友達と勉強のこと、二十代では自分のやりたいこと、三十代では家族のことを中心に生きてきたといえるだろう。
四十代はどんな生活が待っているのだろうか。古来「四十にして惑わず」などというが、到底そんな心境には至れない。まだまだ迷い探し続ける日々を送るに違いない。
そういえばいまから20年以上も前、紅白歌合戦で歌われていたとある歌に影響された若造は「自分が40までに家族を持てたら、家族を幸せにすることに全力を尽くす。40までに家族を持てなかったら、そこから勉強して医者になって無医村に行く」などという青臭い志を抱いていた頃があった。幸いなことに40になる前に最良の妻と子に恵まれ、医者になるという選択肢は今のところない*1。もう一つの目標に向けて頑張るのみだ。
四十代になったからといって人間がそう突然変わるわけではないが、あの頃の志を忘れずに、一桁の頃の素直さ、十代の純粋さ、二十代の情熱、三十代の分別を失わないように、四十代の日々を大切に過ごしていきたいものだ。
いずれにしても、この一年を、そしてこの十年を、平穏無事に過ごすことができたことに感謝をこめて。そして次の一年を、さらに十年を、皆が幸せに過ごせますように。

*1:しかし今思うとこの歳から勉強しなおして医者になるというのは実に大変なことだという気がする。しかも自分は血を見るのが苦手なので、医者という仕事が務まるとは到底思えない....。