引越前後のプー

ここ一週間は私や妻にとって激動の一週間だったので、プーもそのあおりで激動の日々を送ったようだ。
とりあえず29日には旧居がある町で最後のお散歩をしてこの町に別れを告げ、その夜に隣の市にある妻の実家までドライブ。この日は妻とともに実家に泊めていただき、翌日はそこから妻・義父母とともにマンションへ。プーにとってははじめての電車だが、幸いローカル線で平日の日中はほとんど乗客もいないため何事もなく済んだようだ。しかしドアが開く音とかにいちいちビクッとしていたという話なので、神経質なところは相変わらずだ。
その日の午後にアパートの荷出しの立会いを終えた私がマンションに合流。夜にとりあえず荷物の搬入を終え、この日の夜は新居の和室に親子3人川の字で就寝した。
翌日は私の父親が手伝いに来てくれたのでプーにとっては久々のジイジとの対面だ。私の父も「大きくなったな」と喜んでくれた。ありがたい。この日は夕方から近所のショッピングセンターに買い物に行ったんだが、買うものが多くてどうしても時間がかかって途中から大泣きをはじめた。やはりプーと一緒だと買い物も満足に出来ないな。まあ仕方ないけど。
そしてこの日からプーと私がいっしょに入浴することに。しかし環境がかわって驚いたのかしらんがまぁ泣くわ泣くわ。早いところ慣れてくれないと....。日中に私と父親の2人がかりでベビーベッドを組み立てたのでこの日から夜はベビーベッド。この4晩で「アパートの和室」→「妻の実家の和室」→「マンションの和室」→「ベビーベッド」と立て続けに枕が替わったが、特に寝つきが悪くなるでもなくいままでどおりに寝てくれたので一安心。というかもともとあまり寝つきがいいわけじゃないんだけど。
明けて2日はアパートの退去立会いのためにいったんアパートへ。せっかくだからプーも連れて行ったんだがこの日は暑かったせいか機嫌が悪い。それでもおせわになった近所のおばさんにご挨拶にいったときだけはご機嫌だったようだ。おばさんは「賢そうでおとなしくて落ち着いた子だねぇ」と褒めてくれた。ありがとうございます。でも実際は全然おとなしくないんですよ....。
その後マンションに戻り、手伝いに来てくれた私の両親にプーを預けて妻と2人で再びショッピングセンターへ。今度こそゆっくり買い物....と思ったんだが、プーのことが気になってどうにもゆっくりできない。子供ってのはいればいるで手がかかるが、離れてしまうと今度は心配になってしまう。子は三界の首ッ枷とはよく言ったもんだ。マンションに戻るとプーが私の母に抱っこされておとなしくしていた。「いい子にしていたよ」と私の両親は言っていたが、「お腹がすいているみたいだな」とも言っていたところをみると、けっこう泣いたんじゃないだろうか?
この日あたりはプーのほっぺに湿疹のようなものが出ていて、「もしやシックハウスか?」と心配になったんだが、話を聞くと妻の実家にいるころからそうだったとのこと。そのうちに気がついたら治まってその後も元気にしている。新居に係る心配事のひとつがシックハウスだったんだが、とりあえず大丈夫みたいで一安心だ。