マネーゲームはいつも空しい

最近気になるCMが「ふしぎ発見」のときにやっている日立グループのCM。黒澤明監督の映像が出てきて「つくろう、つくろう」とモノ造りの大切さを謳っている。個人的には非常に好感を持っている。
そういえば最近テレビなどで取り上げられている、武部幹事長による堀江社長のイラストが描かれた年賀状が実は我が家にも一通届いた。といっても堀江社長本人から届いたわけではもちろんなく、高校時代の友人が昨年ライブドア系列の会社に転職したということでその年賀状が来たわけだ。前職がソフトバンク系の会社だったこともあって「ある意味時代を代表するグループを渡り歩いているな〜」とその時は思ったが、こんな騒動に巻き込まれようとは。
とはいえマネーゲーム(今回の件については、今のところそれが絶対悪なのかどうか自分は判断できる材料を持ち合わせていないのだけれど)に勤しんでいたのはグループのほんの一握りなわけで、グループ会社の社員のほとんどの方は額に汗しながら地に足のついた仕事をしていらっしゃるんだろう。そう思うとそういう方々はなんだか気の毒な気がする(おまえに気の毒がられる筋合いはない、と言われそうだが)。