400年に1度の不運

昨日新聞を読んでいたら、年賀はがきのお年玉くじ1等が2本当たった主婦の記事が出ていた。その人には今年18枚の年賀状が届き、そのうち2本が1等だったとのことで、ハワイ旅行ペアを2本引き換えていたそうだ。
我が家には毎年それなりの数の年賀状が届いている。今年はこちらから出したのがだいたい370枚くらい、返事をくれない人や喪中なのに知らずに出してしまった人もいるので届く年賀状はそれより少ないが、数えていないもののたぶん300枚は下らないだろう。
これだけあれば毎年切手シートの7〜8枚はコンスタントに当たっている。なので年賀ハガキの当選調べは、宝くじとならんで我が家の大事なイベントになっているのだ。
そして今年も当選番号が発表されて早々に妻と2人でつき合わせてみた。今年は末等の切手シートの当選確率が100分の2に下がっているので多少は減るかもしれないな、とは思っていたが、なんと、まさか、あろうことか、今年はただの1枚も当選していなかった。もちろん3等も2等も1等も当たっていない....。
こんなことがあっていいのか? と正月早々悲痛な気持ちになった(やや誇張)。仮にくじつきが300枚あったとして、100分の2の当選が1本もあたらない確率は....Googleに「0.98^300」と入れてみたら「0.00233250567」と出てきた。0.23パーセントだって! 400分の1の確率だよ....。ってことは400年に1度あるかないかの不運な出来事ってことなのか?
思わず笑ってしまった。まあ、年頭そうそうにこれだけの不運に見舞われたからには、今年1年分の不運をみんな使い果たしたからあとはいいことばかりだ、と思うことにしよう。