黒星デビュー

最近プーのハイハイはますますスピードを増してきて、私がリビングから洗面所に行ったりしようものなら猛烈な勢いで追いかけてくる。すごいな〜と思ってたところ、アカチャンホンポのDMで「ハイハイコンテスト開催」との記事を発見。これは出るしかない、ということで受付開始初日にさっそく申し込んでやる気満々で当日に臨んだ。
会場に行ってみるとまぁものすごい数の親子連れですごい熱気。中にはお父さんお母さんおじいちゃんおばあちゃんお兄ちゃんお姉ちゃんと一家総出で来ている人もいる。そしてかなりの割合でビデオカメラを構えている。少子化が叫ばれる世の中だがまだまだ親ばかはいるもんだ....と思いつつ私もビデオ撮影(笑)。しかしこんなときに限ってどうもプーのご機嫌がよくない。おそらくめったに人ごみに出ることがないので臆しているのか、それとも午前中にお昼寝をしなかったから眠いのか、とにかくぐずっているのを必死であやしつつ出番を待つ。
全部で60人近くの赤ちゃんが4人ずつ競争することになっており、第3レースがいよいよプーの出番。ということで妻がビデオを構えて*1ゴールで待ち、私がスタート地点でプーを支える。しかしどうもプーに行く気が感じられない。手を離してやっても歩き出そうという気配もない。困ったな....と思っているところにスタート。手を離して尻を押してやるが、雰囲気に呑まれたのか四つんばいになったまま身動きもとらずに泣き続けている。他の赤ちゃんは早々にゴールしている子もいるのにひたすら泣き続け、果ては後ろに向かって逃げ出してしまう始末。これはどうにもこうにもだめだということで制限時間前にリタイアすることにした。上位3人に入れば東京での決勝大会に進出だったのだが、幻と終わった....。
ということでプーの初めてのレースはゲートから出ることもなく惨敗に終わった。プーよ、そんなことでこれからの競争社会を生きていけるのか....?

*1:家でプーの成長記録「親ばか日誌」のビデオを撮ろうとしてプーにビデオカメラを向けると必ずプーがカメラに向かって寄ってきてろくに撮影にならない。なので今回はゴールでカメラを構えて、よりゴールに向かうモチベーションを高めてやることにしたわけだ。