夏祭り

先日の休日に家族3人で夏祭りに出かけた。戌の日参りや初宮参りにも出かけた、地元では有名な神社だが引っ越してからは初めてだ。車だと混みそうなので電車で出かける。
思えば去年の夏はまだ前のアパートに住んでいて、このときも地元の町会のお祭りに家族で出かけたもんだ。そのとき「プーはきっとこのお祭りは覚えていないだろうな〜」などと話していたが、今年のお祭りだって将来覚えているか怪しいもんだ。そう思うと子供の成長っていうのは気の長い話だ....。
夕方涼しくなってから出かけたがまだ明るいうちなので混雑はそれほどでもない。しかし縁日のすごいこと! 最寄の私鉄の駅から神社に向かって延々と出店が並んでいる。冷やかしつつもとりあえずは神社に直行してお参りをすませ、いよいよお楽しみの縁日だ。フランクフルトを買ってプーにほんの少しだけ食べさせてやったり、焼き鳥を買ってプーにはあげずに大人だけで堪能したり(笑)、気が付けばけっこうな散財だ。
プーもずっと抱っこされていてぐずりはじめたので、ちょっと人通りの少ない参道でおろしてやると例によってすたこら歩き始めた。そのうちに石段を全身でよじのぼっていくので、私と妻で両手をもってやってプーをぶらさげて階段を下がるとプーが大喜び。ぶら下がる感覚がいいのか階段を下りる感覚がいいのかあるいは景色が気に入ったのかは知らないけど、とにかく嬉しそうに何度も繰り返し階段をよじ登っては要求する。何にせよ機嫌がよさそうで何よりだ。
これで調子付いたか、このあとプーはあちこちでこれを要求するようになった。近所の家電量販店、百貨店など階段をみつければすっ飛んでいってよじ登っていく。転げ落ちると危ないので我々が付いていくと、上りきったところで振り向いてぶら下がり降りを要求する。まあ、我々の体力と時間とまわりの混雑度が許す限りはつきあってやろう。とかいって小学生とか中学生になっても要求されたら困るが(笑)。