はじめての一泊旅行 その5

ということで朝食を済ませて部屋に戻る。今日の目的地「ボーネルンドあそびのせかい」が開くのが10時半なので、しばらく部屋でのんびり。プーをベッドの上に座らせてやって私がベッドの上に思い切り飛び乗るとベッドがトランポリンのように弾んでプーが大喜びだ(本当はこんなことしたらホテルに叱られるのかもしれないけど)。
いったん荷物を車に運び、身軽になってチェックアウト。フロントでインターコンチオリジナルTシャツを売っているのに気づいた。昨日気づいていたら買っていたかもしれないが後の祭り。チェックアウトを済ませ、暑い中を歩いて10分足らずの目的地に向かう。しかし月曜日の午前中とあって近辺を人がほとんど歩いていない。今日はその施設は本当に営業しているのか?という疑問が頭をかすめる*1
プーは妻にスリングに入れられて抱っこされていたが、いかにも眠そうだ。しかしここで寝られたら何のために来たんだかわからないのでなんとか寝ないようにしてたどり着く。どうやら無事に営業しているようだ。よかったよかった。そしてたどり着くやいなや、それまでの眠そうな表情はどこへやらでプーが目を輝かせて走り回り始める。この「ボーネルンドあそびのせかい」は北欧の子供のおもちゃの輸入販売(?)を手がけている「ボーネルンド」が設置している室内遊びスペースで、国内には横浜・京都・神戸の3箇所にしかないらしい。2月に横浜行きを計画していた*2ときに妻がいろいろ調べていて発見し、今回ようやく来ることができたものだ。
中に入ってみるとけっこうな人の数。平日なのに....。さすがに父親連れは少なかったが、子供連れの母親が大勢来ているようだ。まずはボールプールに向かう。入口に「3歳以上」と書いてあったがすいていたのをいいことに親子3人でボールプールではしゃぐ。それを皮切りに砂場、エアトランポリン、すべり台などなど堪能。プーも大喜びだ。
あっという間に1時間半が経過するがプーは飽きる気配も見せない。しかしおそらくそろそろ眠くなる頃だろうということで、いったん私が駐車場に戻って車を取ってくる。精算を済まして退場すると、帰りたくないのか眠いのか知らんがプーがとたんにぐずりだし、そのうち寝てしまった。
本当はせっかくの横浜なので昼飯も済ませていこうと思っていたのだが、ここでプーが寝てしまったのでこの隙に帰ってしまおうということになった。実は今回は旅行会社主催の「宿泊のみツアー」を申し込んだ形になっていたので、ツアー特典として横浜のあちこちの店で使えるクーポン券がついており、それをどう使おうかといろいろ楽しみにしていたんだがそれもふいにして(涙)、後ろ髪を引かれつつ高速で一路地元へ。マンションの駐車場に入ったところでようやくプーが目を覚ました。きっとプーにとってはすぐ近くの遊び場に行ったような感覚なんだろうな....。
ということではじめての一泊旅行は無事終了。楽しかったな〜。やはり横浜というのは観光・エンターテイメントという点では非常に図抜けた場所だということを実感した。今回我々が歩き回った一角は横浜のほんの一部なんだが、その狭いエリアだけでも私のような田舎者からすれば実にわくわくする場所だった。自分の地元も同じ東京近郊の都市ということで横浜に対しては一種のライバル意識があったんだが(笑)、到底敵わないことを悟った。
あと今回は、「親子連れならではの楽しさ」というのも実感する2日間だった。一人で遊びに行くときは自分ひとりが楽しめるだけで、妻と2人で遊びに行くときは自分と妻とで楽しめたぶん「楽しさ2倍」という感覚があったが、プーと3人だとその楽しさはさらに倍増する感じだ*3。プーが生まれてからしばらくは「遊びに出かける」というのが極端に制限されていたが、プーもだいぶ大きくなってきてある程度の外出ができるようになってくると、やっぱり「3人のほうが楽しいな」と思えるようになってきた。これからも3人(あるいは4人以上になるかもしれないけど)であちこち出かけてみたいもんだ。進め家族の好奇心!

*1:地元在住のS夫妻もこの施設を知らなかったので、そもそも場所があっているのかとか、それ以前に実在するのかとかいう不安もあった。

*2:結果的にはプーの体調不良でキャンセルしてしまったが....。

*3:まあ、出費もそれだけ大きくなるんだけど。