終戦

既に皆さんご承知のとおりプレーオフ終了。まずは、リーグ優勝を決めた日本ハムの皆さん、球団関係者の皆さん及びファンの皆さんには心からお祝いしたいと思います。1981年の優勝ってのは自分も覚えているなぁ。間柴が15連勝してソレイタが44本打って、島田−高代−クルーズ−ソレイタ−柏原−古屋と並ぶ打線は全く隙がなかった印象。そして「優勝請負人」江夏が自身最後の優勝を飾った年。あれからもう25年も経つのか....。なんかその後オレンジのユニフォームでも胴上げしていた印象があったんだけど、あれは前後期制の後期優勝だったのね。自分も1999年のホークス優勝のときは26年ぶりの優勝*1歓喜したので、日本ハムファンの皆さんの気持ちは少しはわかる気がします。本当におめでとうございます。
まあ、今更言うのもなんだけど、「レギュラーシーズンでいちばん多く勝ったチームが日本シリーズに出る」ということになったのはよかったと思いますよ。1位チームのアドバンテージは「1勝」という数字以上に大きいと思うけど*2、135試合やっていちばん強かったチームにはそれくらいの恩恵があって当然だと思うし。
日本シリーズは、日程的には絶対的エースが2人いれば勝てるはずので、ダルビッシュ・八木の両輪がプレーオフ並みの好投を続ければ日本一がかなり近づくんじゃないだろうか。
一方のホークス。正直、今年の戦力でよくここまで夢を見させてくれたと思う。選手及び球団関係者の皆さんには本当に感謝している*3。城島とバティスタの抜けた穴は結局、「キャッチャー」「セカンド」「3番打者」という野球において極めて重要なポジションが固定できないということになったが、その中で前年度6冠の千葉ロッテを差し置いて3位を確保したのは素晴らしいの一語に尽きる。個々に活躍した選手を挙げればきりがないが、やはり投手部門4冠の斉藤和巳抜きにしては語れないだろう。斉藤で負けたなら仕方ない、とファンの誰もが思っているのではないだろうか。
さて、シーズンが終わると自分がいちばん嫌いな季節*4、「ストーブリーグ」が始まる。既に芝草ら3人には戦力外通告がなされているようだが、今年も何人のホークス戦士がチームを去ることになるのか....。新旧交代は世の中の宿命とわかってはいるが、寂しい限りだ。

*1:その前の1973年の優勝は全然覚えていない。さすがに2歳じゃね....。

*2:本拠地で試合ができることもあるが、何よりも第1ステージから勝ち上がったチームは第1戦でエース級を投入できないのが痛い。

*3:フロントについては必ずしもそうではないけど。

*4:プロ野球ファンとして、という意味。