温泉へゆこう その5

鴨川を出た車は一路市原の「こどもの国」を目指す。私は仕事で一度行ったことがあるんだが、この9月末で休園予定とのことで、一度プーを連れて行ってみたかったのだ。
ところが有料道路に入ったあたりでプーが目を覚ましてぐずりはじめる。こりゃとても市原までもつまい、ということで急遽方針を変更してマザー牧場へ。ここはまだ結婚前に妻と2人で来て以来だ。懐かしい風景に再びめぐり合えた感慨もそこそこにまずはプーの食事。園内のレストランに入っていろいろ注文するが例によってプーはあまり食べようとしない。そのうちちょこちょこあるき回りはじめてふと気が付くと爆弾を投下していたのであわてて処理に走る。おちついて食事もできやしない(いつものことだけど)。
なんとか一段落して園内を散策。こぶたレースをやっていたがプーは興味を示さず、小動物のコーナーに行くとようやく興味を示した。しかし興味の対象は犬。べつに犬ならマザー牧場じゃなくてもあちこちにいるのに....。日頃見慣れているからこそ興味を引くんだろうか?
その後ちょっとした遊園地のようなところまで歩いていくとプーの目が輝き始める。しかしほとんどの遊具は2歳以上とか3歳以上とかでプーは乗れないようなので、仕方なく例によって100円入れると動く電車に100円入れずに乗ったりして楽しむことにした。いつまでこのごまかしはきくんだろう?
ひとしきり遊んだ後アヒルのショーなどを楽しみ、そろそろプーもおねむの様子なので帰路につく。車に乗ってからものの5分もしないうちにプーは眠りの世界にいざなわれ、目が覚めたらもう家の前。プーにとっては家のすぐそばで遊んできたような感覚なんだろうな。
ということでたった1泊2日のことに1ヶ月以上もかかったが(笑)温泉旅行記はこれにて完結。しかし宿もシーワールドもマザー牧場もそれなりに楽しんでくれたようで何よりだ。もう少し大きくなったらまた行ってみたいもんだ。