4歳

先日書いたとおりプーも4歳。ということで、4歳のプーの様子を記録しておこう。
しかしこの1年はあっという間に過ぎていった気がする。おそらくは、プーも保育所2年目ということでプーの環境の変化があまりなく、身体的にも成長のスピードが鈍化したが故なんだろう。
ちなみに現時点でのプー、身長は1メートルに少し足りない程度、体重は15キロ弱といったところ。1年間で身長にして10センチ程度、体重にして1キロ半程度の伸びということか、身長はともかく、体重はうっかりすると私のほうが伸びている気も....(苦笑)。
最大の成長はオムツが要らなくなったことか。最初にトイレで大のほうに成功したのは10月頃。トイレに腰掛けるのをどうしても嫌がっていたので、プーが欲しがっていた世界地図を買ってやってトイレの壁に貼ったら効果覿面だった。しばらくは失敗もあるかな、とある程度覚悟はしていたのだが、あっという間に失敗なくトイレを済ますようになってくれた。それまでは夕食後などにちょっと目を離すと、気がつけば部屋の片隅で真っ赤な顔をして踏ん張っていたりして*1、その姿もまた可愛かったもんだが(笑)、その姿も見られなくなったかと思うといささか寂しい....が、後始末が不要になった安堵のほうがはるかに大きい。
尾篭な話はともかくとして、やはり何でも覚える年頃なのか、言葉もずいぶん達者になってきた。自転車の後ろにプーを乗せて走っていると、歩いている人に向かって追い越しざまに「おさきにしつれいしま〜す」だの「どこにいくんですかい」などと生意気なことを言っている。いつか殴られやしないかとちょっと心配ではあるのだが....。
何でも覚えるといえば国旗はおそらく国連加盟国は全部覚えたようだ。私も一緒に覚えようと思ったのだが、到底ついて行けなかった。特徴的な旗ならともかく、アフリカ諸国あたりのように平面を直線的に分割して色を塗り分けただけの旗をどうやって覚えたんだろうか、不思議でならない(←負け惜しみ)。最近は首都と世界遺産に興味が移り、少しずつ覚え始めているようだ*2。とにかく世界の国とか世界地図とかが大好きで、クイズ番組などを見ていてもそういう問題だけは目ざとく反応している。自分は新婚旅行まで日本から一歩も出たことが無いドメスティックな人間だったのだが、プーは多少は国際的な人間になってくれるんだろうか。
世界地理のほかに大好きなのは、まずマリオパーティ。12月から水泳教室に通い始めたので、頑張っているご褒美に一日20分だけという約束でやらせてやっているのだが、かれこれ3ヶ月以上経とうとするのに飽きずに毎日やっている。最初のうちは約束の時間が来てもやめようとせずによく両親に雷を落とされていたものだが、最近は決めた時間にきちんと終わらせるようになった。そしていくつかのミニゲームでは、コンピューターはおろか私や妻よりも強かったりもする。たいしたもんだ。
戦隊もののテレビも大好きだ。ゴーオンジャーにあれほどはまっていたので、番組が終わってさぞがっかりするかと思いきや、あっさりシンケンジャーに鞍替えしている。私はいまだにゴーオンジャーのほうが親しみを覚えるのだが....(笑)。日曜日の朝はどんなに眠そうにしていても「シンケンジャーやってるよ」というと飛び起きる。いや、最近ではシンケンジャー見たさに必要以上に早起きするようになった。勘弁してくれ....。
早起きの話が出たので生活習慣についても書いておくが、夜はだいたい9時過ぎに寝床に入り、寝付くのは10時近くということが多い。自分が子供の頃に比べると若干遅い気もするが、共働き家庭で3人で夕食を共にして....となるとどうしても遅くなるのは仕方ないかな、という気もしている。寝るときはいまだに一人では眠れない。基本的には寝付かせ担当は私になっているので、寝床でお話をしたり歌を歌ったりしてやるうちに寝てくれるのだが、たまに私のほうが先に寝てしまう(笑)。しかし以前はなかなか寝付いてくれずにイライラすることもあったのだが、最近は早めに寝付いてくれて助かっている。ようやく生活リズムが24時間に近づいてきたということだろうか。朝も以前は保育所に行くのを嫌がって泣いたり、あるいは私が出かけようとするのを泣いて嫌がった時期もあったのだが、最近はきわめて平和裏に保育所に行ってくれている。保育所にも仲良しのお友達が増えてきたようで、時折いさかいはあるものの、おおむね楽しくやってくれているようだ。何より何より。
ちなみに「いちばん大好きなお友達はだれ?」と聞いてみたら「ママ」との答え。お友達かどうかはともかく、やはりママがいちばんのようだ。「じゃあパパは?」と聞いたところ「パパは3ばんめ。2ばんめはプリン」との返事。とほほ....。

*1:もちろんズボンは穿いたまま。

*2:先日クイズの集まりに言ったときに「レイキャビク」を問う問題が出たら「アイスランドのしゅとだね〜」などと言っていた。