贅沢なクイズ

去る土曜日にOBA−Qの例会に参加。今回の担当はラスベガス旅行記にも登場しているM氏&K嬢御夫妻で、メイン企画はこのコンビの恒例「ふしぎ発見」シリーズだ。
今回で(たぶん)6回目になる*1このシリーズは、M氏&K嬢(あるいはM氏単独)が海外旅行先で大量の写真を撮影してきて、その映像を紹介しながらボードクイズが出題されるというもの。本家の「ふしぎ発見」は時間にして1時間弱、問題はわずか3問だが、こちらは時間にして3〜4時間(あるいはそれ以上)、問題も20〜25問は用意されているという豪華版だ。
私自身は海外旅行の経験があまりないのだが、テレビの紀行番組やら旅行ガイドブックやらを見るのは大好きなので、この企画は毎回とても楽しみにしている。そして必ず、期待を決して裏切らない楽しい時間を過ごさせてもらっている。
今回のふしぎの旅の行先は中央ヨーロッパオーストリアチェコ、ドイツ、リヒテンシュタインに加えてスイスとスロバキアもちょこっと足を踏み入れた6ヶ国が舞台だ。今回はM氏が単独で現地でレンタカーを借りて行動したとのことだが、この写真がまた素晴らしい。我々もよく知っている有名な観光地から、それほど知られていない世界遺産、また都市のちょっとした風景、さらには撮影禁止の場所の写真(あれ?)やレンタカーの車窓からの写真(あれ?)などなど、いずれも興味をそそられる写真ばかり。この企画に参加するたびに現地に行きたくなってしまう*2
考えてみるとサークルの例会レベルで準備にこれだけ金のかかった企画を味わえるというのは他にないんじゃないだろうか。もちろんM氏はこの企画だけのために旅行をしているわけではないんだろうが、それにしても何と贅沢な企画に参加させていただいていることだろうか。
贅沢といえば問題もまた贅沢だ。前述のようにボードクイズ20問に5時間近くもかけるという贅沢な時間の使いように加えて、問題そのものがまた面白い。単なるクイズ的知識だけではなく、現地の歴史、地理、文化、宗教、風俗といったことに加えて日ごろの生活の中での着眼点や考え方を総動員して正解を導くというのは非常に楽しい。おそらく自分がいちばん大好きな「クイズ」というものの一形態がここにあるといっても過言ではあるまい。
このところクイズにあまり興味を示さないプーも今回の映像には見入っていた様子で、後日になっても「あのときのこの映像は面白かったね」などと振り返っている。ただ惜しむらくは当日興奮して(?)早起きしてしまったために途中で居眠りしてしまっていたのだが....。*3
いずれにしても贅沢なひと時だった。企画してくれたM氏&K嬢には心から感謝。地球に生まれて、よかったぁ〜!

*1:記憶にある限りで「ペルー&ボリビア」「ラスベガス&グランドキャニオン」「中央アジア」「トルコ」、あと残念ながら参加できなかったが「チベット」があったそうなのでたぶん6回目だろう。別の場所でやっていただいた「北朝鮮」は一応別としておく。

*2:そして実際にラスベガスには行ってしまった。もちろんラスベガス行きにはちゃんと目的があったのだが、この企画の影響も少なくなかった。

*3:まぁ確かにいくら美しい映像でも5歳児にとってはまだ理解できないのかもしれない。あとプロジェクタ投影のために会場を暗くしていたのも影響したか。