うちの王子ラスベガスに行く その17

悪戦苦闘したプーのシャワーも終わり、私と妻が交互にシャワーを浴びる。さすがのプーも疲れたようでようやく就寝。妻もしばらく部屋でゆっくりするということなので、プーを妻に任せて*1カジノフロアに行ってみることにした。先ほどMK夫妻からは「あとで時間があったら連絡もらえればカジノの手ほどきを」という有難い申出をいただいていたが、さすがにもう12時を回っているので連絡するのもはばかられる。運よく出会えればめっけもの、ということで一人で繰り出す。といっても廊下を少し歩いてエレベーターを降りるだけという手軽さだ。しかも低層階エレベーターは5階までしか行かないのであっという間にやってくる。有難い。
もう夜も遅いとあって昼間に比べればだいぶ人も少ないが、とはいえけっこうな人数がカジノに興じている。さすが不夜城ラスベガス。
まずはMK夫妻の姿を探して一通り回ってみる。一通り、といってもこれだけの広さなのでそれだけでも一苦労だが、目に付く範囲では見当たらない。さてどうしたものか。とりあえずブラックジャックでも、と思ってみたが、いかんせんテーブルカジノはやったことがないので、人が大勢いる台に入っていくのはちょっと勇気が出ない(←臆病者)。かといって誰もいない台はミニマムベットが50ドルとかで到底手が出ない。安めの台が空かないかと思ってうろうろしてみるが残念ながら空く気配も無い。時間つぶしにスロットの1セントマシンに1ドル札を入れて回してみるが(←せこい)あっという間に無くなってしまう。明日も早いのであまり夜更かしするわけにもいかず、今日のところはブラックジャックは諦めて部屋に戻る。
妻もさすがにこの時間からカジノに行く気にはなれないようでおとなしく就寝。明日も早いのでベッドサイドの目覚ましと、一応日本から持ってきた携帯のアラームをセットし、プーが寝ているベッドに潜り込む*2。長い長い一日がようやく終わった。ぐがー。

*1:ラスベガスのみならずアメリカでは、小さい子供をホテルの部屋に一人残しておくというのは違法らしい。ということでどちらかがプーに付き添っていないといけない。

*2:ベッドが2台しかないので私と妻とで代わる代わるプーと一緒に寝ることになる。しかしプーもだいぶ大きくなってきたので、さすがにそろそろ厳しくなってきた....。