ウィルス騒動 その5

あけて水曜日。まだ万全とはいえないが仕事には行ける体調だ。ということで久しぶりに職場に。実は前の週の木曜日にも休暇をとっており、金曜日は一日出張、で土日を挟んで月火と休んでしまったので実質一週間ぶりのデスクワークだ。当然のように山のようになっている机上の書類を必死で片付けるうちに一日が終わった。まだまだ仕事は残っているが妻と交代しないといけないので定時後まもなく職場を後にする。
妻からのメールによると、プーは朝には点滴が抜けていたのでそのまま点滴を外し、自由に動けるようになっているそうだ。そして午後から4人部屋に移ったらしい。ということは今夜は4人部屋に寝るのか....。プーが夜泣きしないことを祈るのみだ。
大急ぎで帰宅して取り急ぎメールを見てみると出品していた「しまじろう」チケットが無事落札されていた。こんな間際でも売れるもんなんだな〜。落札者への連絡等の手続をしながら大急ぎで晩飯をとり、泊まり支度をして病院へ。さすがにこの時間だと駐車場もガラガラなので大急ぎで病室へ。
どうやら4人部屋のルームメイトのうち2人は兄妹らしい。年齢は5歳と1歳くらいか。もう1人は4歳くらいの男の子だ。それとプー。ちょうど夕食の時間だったらしく妻が食事をあげていた。今日は昨日にくらべれば多少は食が進んでいるらしい。ただ薬を飲もうとしないようだ。粉薬は飲んでくれないのでゼリーやらプリンやらにまぶしてだましだまし口に入れているんだが、どうやら察したようで今日はゼリーを残している。薬まみれのゼリーなので我々が食べるわけにもいかず泣く泣く残すことになった。
プーの様子はというと、見た感じはもうすっかり元気。ただ相変わらず便がゆるいのと食欲が戻らないのは続いているようだが、順調にいけば今週中に退院できるかもしれない、とのこと。そうあってほしいものだ。プーも非常にご機嫌でテレビなど見ている。たぶんこんな狭いところにいるんじゃなくてもっと広々と歩き回りたいんだろうなぁ。
しばらく妻と引継ぎをしているうちに8時になり、付き添い用のベッドを用意する。折りたたみ式の簡易ベッドなんだが、上でちょっと動くとすぐスプリングが軋む。こりゃ寝返り打つのも周囲迷惑そうだな....。しかも狭い。もともとプーのベッドとデスクがある隙間にベッドを入れたらもう荷物を置く場所もない。想像以上に環境がよくない(ま、贅沢を言っている場合でもないんだけど)。
消灯時間も近いということで妻は帰宅。いよいよプーと私の夜明かしだ。病院に泊り込むなんて初めてだなぁ*1。とはいえ消灯後もベッドサイドライトなどは自由に使えたのでしばらく「はねとび」など見ているうちに*2プーは早々に寝てしまった。
さてそうなると私もたいしてやることがない。妻からのメールで無事に帰宅したことを確認し、10時ごろにはもう寝ることにした。はたしてプーは寝かせてくれるだろうか....。以下次号。

*1:妻の出産後入院のときは付き添いが午後8時までと決められていたので、残念ながら泊り込みはできなかった。

*2:カーテン越しに隣のベッドの様子も聞こえてくるが、どうも子供の反応を見ていると向こうも同じ番組を見ていたようだ。「これは100円じゃないよ」とか言ってたし。