プー、２歳の日に
今日でプーが生まれてから丸２年になる。
この１年もいろいろなことがあった。最大の大事件はやはり入院騒動だろうが、グアム旅行その他あちこち出かけたり、保育園にも週２日定期的に通うようになったり*1....。振り返ってみればやはりあっという間だった気がする。
去年のこの日に書き記したブログを見てみると、プーの外見的成長のスピードはやはり鈍っているようだ。体重もどうやら２キロくらいしか増えていないし、身長の伸びもせいぜい１０センチ程度のようだ。
とはいえ内面的には間違いなく成長している。去年の今頃はやっと立てるかどうかといったところだったが、今では元気に走り回ったりジャンプしたりしている。家の中のドアを開け閉めしたり、机の上にあるものを背伸びして取ったりもできるようになった。
生活習慣もだいぶしっかりしてきた。何といっても食事がほぼ普通食で済むようになったのがありがたい。離乳食時代は妻が仕事で自分が留守番をするときなどは、プーのメニューを考えてプーの食事を作り、それと全く別に自分の食事のことも考えなければならなかったんだが*2、いまはプーと自分の食事をまとめて用意すればいいだけなので本当に楽になった。そしてあれほど拘泥していたおっぱいも無事卒業し、それから間もなくフォローアップミルクも飲まなくなった。
夜中に目を覚ます習慣は相変わらずだが、それも最近はせいぜい１〜２回程度で済むようになった。運がよければ１２時ころに一度泣いて白湯を飲ませ、そのあとは６時過ぎまで起きないこともある。おかげでだいぶ睡眠も取れるようになった。
残念ながら言葉の成長はちょっとのんびり気味でもどかしいが、最近ようやく私のことを「パパ」と言ってくれるようになった*3。動物と数字が好きで、写真でもイラストでも、犬を見れば「ワンワン」、ライオンを見れば「ガオー」、そしてなぜか鶏を見れば「ガーガー」と指差すようになった。数字も１から５までと７くらいは読めるようだ（なぜか「６」を指差して「ゴー！」と叫んでいるが）。
口に出るほうはのんびりでも理解力は抜群のようで、「風呂入ろうか」とか「ご飯だよ」というとちゃんとそれに応える動きを見せる*4。「今日の保育園は楽しかった？」などと聞くと「ウン」と言って頷く（もっとも何を聞かれても大概「ウン」と頷くので、このへんは理解しているかどうかちょっと怪しいけど）。こうなってくるとプーがいるところでうかつなことは言えなくなってきた。少なくともプーを否定するような発言はしないようにしなければ....。
振り返るに自分だが、今年も昨年に引き続いてやはり大して成長していない。０歳児時代よりも手がかからなくなったぶん、「父親らしいこと」は０歳児の頃よりもむしろしていない気がする。
心境としては去年書いたことがほぼそのままかな。仕事で車に乗ったりしていても街で親に手を引かれた小さい子供を見たりするとすぐにプーのことを思うようになっている。大昔ウルトラクイズで子供を日本に残して参加した挑戦者が、現地の子供をゲストに迎えたクイズで涙ぐんでしまってクイズどころではなくなりそのまま敗者になってしまったことがあった。その頃は全く理解できずに「せっかくの機会なのにもったいないな」などとテレビの前で思ったりしていたんだが、今はその気持ちがよくわかる。というか残酷な形式だ（最初から予定していたから仕方ないんだろうけど）。
ということでまとまりがないが、プー２歳の日を迎えてのプーの姿と自分の心境を書き記してみた。来年の今日はどんな気持ちで迎えることになるんだろうか。楽しみだ*5。
