はじめての海外旅行 その12

もうだいぶ忘却の彼方に行ってしまったが、始めた以上はなんとか終わらせたいものだ。
さて3日目の朝。起きて窓を開け、グアムの太陽を....拝もうとしたがずいぶん雲が多い。今日の行動に支障をきたさないといいんだが。
置きだしてきたプーを妻が相手している間に1階のABCマートで朝食を調達。妻のリクエストによりおにぎりだのそばだのフルーツだのを購入する。日本のコンビニで買うよりはずいぶん高いが、まぁ仕方ない。そして日本には売っていない種類のフルーツジュース。海外に行ったときに日本にないドリンクを買うのが大好きなのだ。台湾に行ったときは「米漿」なるものに手を出してえらい目にあったが、これなら大丈夫だろう。
部屋に戻って3人で朝食。ちなみにこの日は義父母はグアム島南部を半周するバスツアーを見つけ出してそっちに参加しているので今日も別行動だ。妻がさっそくおにぎりに手を伸ばすが、一口食べてやめてしまう。どれどれ、と私も口にしてみるがこれがすごい味だ。いや、味というより歯ごたえか。えらい硬くてパサパサしている。とはいえ勿体無いので食べる(笑)。しかし次にグアムに行くことがあったとしてももう食べる気にはなれない代物だった。
そばとフルーツはプーの胃袋におさまり、私と妻がそのおこぼれにあずかるような形になった。そして楽しみにしていたジュースもプーがこぼしてしまいそこらじゅうをベトベトにしてしまうという惨事もあったがとにかく何とか食事は終了。そして今日もまた水着に着替えてプールに向かう。
プーも昨日いちど来ているからもう慣れただろう....と思ったが、甘かった。今日も海にもプールにも入ろうとせず泣き続ける。子供用のプールを見つけたので入ってみたのだがあいにく日陰になっていて水が冷たい。これはさすがに入れるわけにもいかない(プーは入ろうともしなかったけど)ので海へプールへと誘うがとにかく拒否する。
とはいえせっかくグアムに来たんだし、まして高い金を払って水着も買ったのでちょっとはプールを楽しみたい。ということで代わる代わるウォータースライダーに挑戦することにした。まずは私から。2階ぐらいの高さからプールに滑り降りるだけなので大したことなかろう、と高をくくっていたがこれがけっこうなスピード。甘く見てメガネをかけっぱなしだったので着水の瞬間にメガネを外し、勢いよくプールに突入する。水が冷たい....。
その後妻が一度滑り、せっかくなので私がもう一度滑る。本当はプーを抱っこして滑ってやろうかと思ったがプーの拒否っぷりがすさまじかったので断念。まぁ何とか私と妻はプール遊びを楽しんだ。ということでちょっと早めの昼食にすることにしてプールを後にした。以下次号。