うちの王子ラスベガスに行く その2

前回書いたように今回の旅行はMK夫妻とは往路復路ともに1日ずれて、現地で1日半ほど一緒に行動する、という流れになったわけだが、結果的にはこれは正解だった気がする。
今回のように子供が一緒だと、どうしても子供の都合に合わせて行動せざるを得なくなり、大人としては行きたいところ、やりたいことが満足にできなくなってしまう。私や妻はまぁ自分のところの子供だから仕方が無い(そもそも大人の都合に子供をつき合わせているわけだから、多少の不便は甘受しなくてはならない)のだが、MK夫妻の3泊5日の旅程をずっと子供の都合につき合わせてしまうのはさすがに孟子は毛が立たない、もとい申し訳が立たない気がする。結果的に一緒に行動していただいた1日半はほとんどプーの都合につき合わせてしまったことを考えるとそれだけでも申し訳ないのだが....。

さて前回の続き。とりあえずLAXまでの航空券を確保して、あとはLAX−LAS*1の足と現地の宿の確保だ。まずアメリカ国内線についてはM氏がよく利用しているサイトを教えてもらい見てみたが、当然のことながら全部英語だ。自力でやってみる手もなくもなかったのだが、万一うっかり何かミスしても気付かなさそうで怖かったためM氏に泣きつき(笑)、チケットの確保を依頼する。LAXの空港でプーが素直に行動してくれるか不安があったので、乗り継ぎ時間は往路で3時間45分、復路で2時間47分と余裕のある便を確保していただいた*2
現地の宿については、子供連れということで「サーカスサーカス」*3か「エクスカリバー*4でどうか、と当初検討していたが、M氏から「話の種に『ルクソール』はどうか」という提案をいただいた。ご存知の方もいらっしゃると思うが漆黒のピラミッド形という非常に特異な形状で、帰国後に誰かに「ラスベガスに行った」という話をすると「ピラミッドみたいなホテルがあるよね」とよく言われたくらいの、ある意味ラスベガスの象徴ともいえるホテルだ*5。調べたところ我々の旅程であれば親子3人で3泊で計18,000円強、しかも25ドル分の飲食サービス付きという信じがたい値段*6。聞くところによればラスベガスのホテルはカジノが最大の収入源なので、カジノの客寄せという意味で宿泊料はだいぶ安く抑えられているらしい。ちなみに「サーカスサーカス」や「インペリアルパレス」*7だと3人で3泊で1万円前後という凄い値段だった。
場所が中心街のかなり南のほうだったので現地での利便性にいささか不安があったが、どうやらどっちにしてもラスベガスでの移動は徒歩ではほとんどどうにもならないらしい。それならば問題もあるまい。どうせならMK夫妻と同じホテルのほうが何かと都合もよかろう、ということで一も二もなく「ルクソール」に決定し、さっそく(こんどは自力で)予約に成功。これで往復の足と宿泊は確保した。

*1:ラスベガス。

*2:結果的にはこんなに時間をとる必要は無かった。

*3:遊園地が併設されており無料サーカスもある。

*4:中世の城をモチーフにしており子供向けのゲームセンターがある。

*5:もちろんホテルグレードや規模でいえば、もっと格上のホテルはいくらでもある。

*6:実際には現地でTAXを35ドルくらい取られたが、それでも安いもんだ。

*7:マッスルミュージカルの公演が行われるホテル。立地条件はよいのだが(以下略)。