うちの王子ラスベガスに行く その5

旅行は基本的には楽しいが、準備は面倒なことも少なくない。もちろんその面倒さもまた楽しさのひとつ、と言えないことも無いのだが....。
今回はパック旅行ではなかったので準備もいろいろあった。まず現地でレンタカーの運転をするときに備えて国際免許証の取得。幸い免許の更新時期だったのでついでにやってしまおう、と思ったが国際免許証は平日のみ受付ということで、夏休みを利用して8月下旬に免許センターへ。手続自体はあっさり終わったのだが、「出身地」記載欄が何の証明書類も要らないというのがやや驚きだ。ここだけはいくらでもウソが書けるということか?(あまりウソを書くメリットもなさそうだが)
しかし日ごろ車を運転しているときにはひとつひとつの動作についてあまり頭で考えずに動いている部分があるので、交通法規が違うところで運転するのは非常に不安があった。よく「ワイパーを動かしながら右に曲がる」なんて笑い話があるが、まったく他人事じゃない。まぁ、基本的には海外の運転に慣れたM氏にお任せして、あくまでも自分は予備のドライバーということで....(←ものすごい依存体質)。
もうひとつ面倒なのがESTAの申請だ。家でいつでもできると思うとついつい億劫になってしまうのだが、意を決して8月頃にやってみた。ガイドブック等の案内では英文サイトだったのでいささか心配だったが、実際やってみると日本語サイトがあったので一安心。パスポートを3人分用意していざ申請。実は私は過去に空き巣にパスポートを盗まれたことがあり、今のパスポートは再発行されたものなので、もし盗まれたパスポートが犯罪利用されていて、ESTAの申請が拒否されたらどうしよう....などと不安に思っていたのだが、全くの杞憂で一発で認証された。もちろん妻とプーも無事認証。終わってみればあっという間だった。旅行会社でパック旅行を申し込んだりすると1人4000円くらいで代行してくれるらしいが、こんなんで4000円も払うのはいかにも勿体無い。極度にコンピューターが苦手な人以外は自分でやったほうがいいだろう。
ついでにEチケットも発券。SQ*1のほうは日本語なので問題ないが、アメリカ国内便は英文で、しかもどうやら確認メールをそのままプリントアウトしたものがEチケットの控えになるようだ。M氏に確認したら「それで問題ない」と言われたので安心できたが、これ自分ひとりだったらさぞや不安だっただろうな....(←ものすごい依存体質)。
今回のアメリカ国内線はLAXの発着時間を優先した結果往路がAA*2、復路がUA*3というちょっと変則的な形になっている。AAはワンワールド加盟なので手持ちのJALのマイレージカードにマイルを貯められるが、UAが加盟しているスターアライアンスは残念ながらマイレージカードを持っていなかった。せっかくの機会なのでANAのマイレージカードを作ることにして、9月上旬頃に申し込んだところ「発行まで3週間ほどかかります」とのこと。間に合わないじゃないか....。もっと早く申し込んでおけばよかった*4。少し前に妻がVISA付きのものを申し込んでいたんだが、こっちは1週間くらいでできてきたので油断してしまった。どう考えてもクレジット機能が付いたほうが発行に時間がかかる気がするんだが、どういう仕組みなのかは未だによくわからない。

*1:シンガポール航空

*2:アメリカン航空

*3:ユナイテッド航空

*4:結局ラスベガスから帰ってきた直後くらいにマイレージカードが届いたんだが、生来の無精者なのでいまだにマイル事後加算の手続きもしていない。