うちの王子ラスベガスに行く その６
旅行の楽しみは数あれど、「旅行に出かけるまでのワクワク感」というのもその重要な部分を占めていることは間違いないだろう。ラスベガスに行くことを決めてからというもの、私も妻もガイドブックを見てはまだ見ぬラスベガスに思いを馳せ、調子にのって「ラスベガスをぶっつぶせ！」などを借りてきてカジノの雰囲気を味わったりしていた*1。
プーはどうかというと、プーもガイドブックに出ている写真などが興味深かったのか、あるいは「エクスカリバー」のゲームコーナーや「サーカスサーカス」の遊園地の話をしたのが気に入ったのか、理由はよくわからないがとにかくラスベガス行きをやけに楽しみにしていた。そのうちに「今度！行こう！ラスベガス！」などという変なフレーズを勝手に作って繰り返している始末。それが「来月！行こう！ラスベガス！」になり、「来週！行こう！ラスベガス！」になる頃にはさすがに旅支度に取り掛かる必要がでてきた*2。
まず気になるのが着るものだ。９月も半ば過ぎとあって日本は多少涼しくなってきているが、現地は暑いに違いない。しかしアメリカはどういうわけか冷房が恐ろしく効いていて屋内は寒い、ということで、大人も子供も基本は半袖、ただし屋内で羽織るための長袖を１着用意することにした。それと向こうのホテルは寝巻きがないので寝巻き代わりのスウェット（プーはパジャマ）を用意。
それから日差し対策で帽子と日焼け止め、それにサングラスがあるといいとのことでサングラスを探したが、子供向けのものはなかなか見つからない。まぁ現地にあるだろう、ということでプーのサングラスは現地調達することにした。妻は度なしのサングラス、私は普通のメガネにマグネットで留めるタイプのものを持っていた*3のでそれを持っていくことにした。これで日差し対策は万全だろう。現地で運転することになっても問題なしだ。
